ガンに効くアロマテラピー◆『匂いが難病を治す』町田 久

タイトルの強気さとは裏腹に、本文中では、それだけではないかもしれないけど(他の医療行為の成果もあるかもしれないけど)、というニュアンスでアロマテラピーの効用が書かれている。その謙虚さに好感が持てた。

たかが匂いと侮ってはいけない。ガンやリウマチなどの難病の治療に効果を上げているらしい。ただし、「効果がない人もいる」という一文も見逃せないのだけど。

匂いそのものが肉体的に効くかどうかは疑問でも、アロマの効果で心理的に落ち着くというのは分かる。そして、心理的に落ち着けば、それが肉体に現れるというのも分かる気がする。笑うことで免疫力が高まるというから、心と体が密接に繋がっているというのは事実なのだ。

この著者が行っているのがアロマタッチマッサージ。もみほぐすマッサージでなくて、優しく触るのだそうだ。で、読んでみたら、今流行りのリンパマッサージのことだった。この本が出たのが1997年だから、そのころはリンパマッサージという名称じゃなかったのね。この人のやっていたことが今のリンパマッサージのハシリなのかな。

特性のアロマオイルでリンパの流れに沿ってマッサージする。読んでるだけで気持ちよさそう。マッサージだけじゃなくて、匂い(エッセンシャルオイル)の効用や、自宅で気軽にできるアロマテラピーについても書かれている。

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