多発性筋炎その後・東洋医学の治療

7月から毎週通っている鍼灸治療は少しずつ効果が出ているみたい。…というのは、自分ではよくわからないのだけど、鍼灸の先生が、毎回、からだが変化してるって言うので、そうなんだろう。自分で一番分かるのは、お腹の、胃のところがものすごく張っていたのが柔らかくなったこと。これだけでもすごく楽になった。

9月に入ってから気候の変化とか身体の疲れとかが重なって、筋炎再燃か!? という危機があった。怠いのは前からだけど、筋肉の痛みが増してしまって、自分ではすごくやばい状況のような気がした。もう、薬増えるの覚悟して、大学病院に予約を入れた。取れたのは数日後で、その前に鍼灸の治療があったので、先生に言ってみたら、筋肉の痛いところにぴぴっと鍼を打ってくれた。いつもはそんな治療はしないのだけど、緊急事態ということで、特別。

そうしたら、あら不思議、筋肉の痛みは引いてしまったのだった。でも、そのあと急激な怠さが襲ってきて、やっぱりダメかも、って思ったのだけど、その怠さは筋炎の悪化ではなかったみたい。大学病院の検査結果はよかった。薬は増えなかった。一安心。

あの痛みも、もしかしたら再燃ではなかったのかもしれないけれど、なんとなく自分ではあれは再燃の兆候のような気がしている。それが鍼で治まっちゃった。だとしたら、すごい。

鍼灸の治療は、先生の方針で、症状取りはしない。常に身体の全体の具合を見て、治療の方向を決める。私にはよくわからないのだけど、先生が見ると、身体がどんな具合なのかわかるらしい。って、プロだから当たり前なのかもしれないけど、いつもすごいなぁと思うのだ。私の身体は、すごく変化が激しいので、注意深く見守らないといけないみたい。私の浅い知識では、おおざっぱに、陰と陽で診るとか、そういうことしかよくわからないけど、その陰陽の変化ってのがあるのでしょう。普通の人より振り幅が大きいんだって。東洋医学恐るべし。少し勉強してみたくなった。

台風接近で、ものすごく怠いときがあって、まるで濡れた着ぐるみを着ているようだった。台風のせいだと思っていたけれど、もしかしたら、鍼灸治療のせいかもしれないとのこと。悪い物が落ちるときに、一時的に体調が悪くなることがあって、それが頭痛とか胃腸の不調とかで出るらしいのだけど、私の場合は怠さになって現れたのかもしれない。そうだとしたら、身体が治療に反応しているということで、いいことだ。

いままでは、もうどんどん弱っていくばかりでどうしていいか分からなかった。どうせこのまま悪くなるならなにかやった方がいいだろうと思って鍼灸に通った。もしこれでダメなら仕方ないし、なにもしないよりはマシという気持ち。でも、先生の治療方針に期待もあった。ただの鍼灸院だったら行かなかったと思う。このあと、良くなるのか悪くなるのか分からないけど、身体に変化が起こっているのは事実のよう。このままいい方向に向かいますように。

一昨日、漢方の病院に行った。健康上の理由とやらでしばらく休んでいた担当医が復活していたので、診察してもらった。休んでいた間は別の医師に診てもらっていたのだけど、なんかイマイチしっくり来なかった。で、また元の医師に戻ったら、うーん、納得。やっぱりこの医師がいい。

診察はどっちの医師もそれほど変わらないし、たぶん見立ても変わらないのだろうけど、診察後の充実感が違うのだ。気になっていることを聞くと、納得のいく答えをしてくれる。もともとの担当医は西洋医学の医者としては胃腸が専門らしいのだけど、ステロイドの副作用とかにも詳しくて、一つ聞くと十返してくれるという感じ。語り口もマイルド。話しやすい。

ステロイド13mgで再燃したことがあるので、14mgから減らすのが怖いと言ったら、14mgも13mgもそんなに変わらないから減らしても大丈夫でしょう、との答え。前に再燃したときは、急激に減らしていた時で、とのときは13mgで急に再燃したのではなくて、その前にあった兆候を見逃していたんじゃないかということだった。

確かに、その頃は2mgずつとか減らしていた時期だったし、再燃する前に母が旅行に行って家事をこなし、すごく疲れていたときだった。当時の担当医に疲れていたから…と言ったのだけど、そうではなくて薬が減ったせいだと断言された。自分ではこの意見にかなり疑問だったのだけど、やっぱりあのときは疲れが一番の原因だったのではないかと思う。当時の担当医、検査結果重視で、コミュニケーション能力がなくて質問にまともな答えが返ってこないし、薬大好きだしで全然信頼できない人だったからなぁ。漢方の医師と大違い。

私は漢方の医師を信じるよ。この医師を信じてガスターだって飲まずに貯まる一方なのだよ。

今回は、14mgを2ヶ月ほど飲んでいるので、このままなにもなければ13mgに減らしてもらおうかと思う。先日の再燃疑惑がちょっと気にはなるけど、副作用とのバランスを考えて、減らしてみたほうがいいような気がする。体重も減らしたいし、顔が丸いのも嫌だし、夜眠れないのも困るし、思考能力が落ちているのも気になるし…。

そんな訳で、漢方の診察で心理的にすっきり。漢方薬は最初からずっと変わらない。でもこの医師の診察だといつも帰るときにすっきりするのだ。これは、漢方の医師だから、だと思っていたのだけど、この医師だから、だったのだ。

担当医が変わったことでよくわかった。たしかに、漢方の診察はゆっくり話を聞いてくれて、普通の病院の3分診療とは違う良さがある。でもその中でも相性のいい医師とそうでもない医師というのがあるらしい。3分診療でも、漢方の診療でもいい医師はいいし、悪い医師は悪い。いい医師に出会う幸運ってどのくらいなんだろうなぁ。私はラッキーなほうなのかしら。

難病情報センター

多発性筋炎・皮膚筋炎

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