キラキラ神田コゼット◆ミュージカル『レ・ミゼラブル』

『レ・ミゼラブル』帝国劇場 2009年10月6日-11月20日 作:アラン・ブーブリル&クロード=ミッシェル・シェーンベルク 原作:ヴィクトル・ユゴー オリジナル・プロダクション制作:キャメロン・マッキントッシュ 潤色・演出:ジョン・ケアード/トレバー・ナン 出演:山口祐一郎、石川禅、新妻聖子、シルビア・グラブ、神田沙也加、泉見洋平、三谷六九、田中利花、松原剛志ほか

もう何度目かわからなくなってしまうくらい何度も観ている演目。今回はちょっと演出が変わってるところがあったり、セットも変わっていたような気が。毎回少しずつ変化しているのかもしれない。

キャストは山口祐一郎(ジャン・バルジャン)、石川禅(ジャベール)、シルビア・グラブ(ファンティーヌ)、神田沙也加(コゼット)、新妻聖子(エポニーヌ)。ジャンバルジャンの松原剛志さんがよかった。たぶん初見なんだけど、今後が楽しみ。

神田コゼットはもう、キラキラしちゃっててはまり役…というか地味な衣装がお顔に負けてしまっていた。うーむ。もっとキラキラした役で観てみたい。ちょっとスターのオーラあり。ママ譲りで歌もうまい。

意外だったのが、どうもお客さんに禅さまファンが多かったこと。いままでは山口祐一郎出演のときは祐一郎ファンに席巻されていた感があったのだけど、今回は禅さまへの拍手が大きかった。いやはや。石川ジャベールもとてもよかった。禅さんの「いい人」オーラが出てしまうかと思いきや、それがなんとなくジャベールの人間味に繋がって苦悩が伝わってくるようだった。

今回も堪能。いつも観劇後には、違うキャストでまた見たい、と思うのだけど、やっぱりチケット取るのは決まった好きなキャストの回になってしまう。テレビなどで放送してくれたらいいのになぁ。

「レ・ミゼラブル」
http://www.tohostage.com/lesmiserables/