激しい愛と芸術◆『GOLD〜カミーユとロダン〜』ミュージカル

『GOLD〜カミーユとロダン〜』 2012年12月8日-28日 シアタークリエ 作曲/フランク・ワイルドホーン 脚本・作詞/ナン・ナイトン 上演台本・演出/白井晃 訳詞/森雪之丞 出演/新妻聖子、石丸幹二、伊礼彼方、根岸季衣、西岡徳馬ほか

ロダンもカミーユも好きなのだけど、この二人のエピソードを詳しくは知らなかった。芸術家同士というのは我が強いのであまりうまくいかないと思うのだけど、この二人もそう。しかも師匠と弟子という関係では、穏やかで幸せな生活は望めないと思う。

ミュージカルなのだけど、芝居部分も多くてシリアスな大人っぽい舞台だった。二人の彫刻作品が並ぶ舞台セットが圧巻。

一公演ごとに、激しい恋の始まりから破滅までを繰り返すなんて、ものすごい体力と精神力が必要そう。役者さんというのはハードな職業だなぁと、妙なところに感心してしまったのだった。

『GOLD〜カミーユとロダン〜』公式サイトSTORY
http://www.tohostage.com/gold/story.html