キラキラ◆『君の心臓の鼓動が聞こえる場所』演劇集団キャラメルボックス

『君の心臓の鼓動が聞こえる場所』演劇集団キャラメルボックス
2008年11月29日-12月25日 池袋サンシャイン劇場 脚本・演出:成井豊+真柴あずき 出演:黒川智花、西川浩幸、大森美紀子、岡田さつき、菅野良一、大内厚雄、前田綾、岡内美喜子、温井摩耶、三浦剛、筒井俊作、實川貴美子、阿部丈二

テレビドラマに多数出演している黒川智花ちゃんがゲスト。「金八先生」の頃から見ているので、ものすごく若いと思っていたのだけど、もうすぐ20歳だって。それでも若い。舞台で見てもキラキラしていた。目が大きくて、照明を反射して、ほんとにキラキラ。メイクもキラキラ。あれ、自分でメイクしてるのかなぁ。

このストーリーはキャラメルボックスの演出家の成井豊氏がまず小説として出版したものを舞台化したものだそうで、いつもの初演の感じとはちょっと違っていた。初演ものって、わりとバタバタしていて、ストーリーのまとまりを欠いてるところがあるのだけど、今回は全体の大きな流れがしっかりしていて見やすかった。

テレビドラマのシナリオライターのもとに幼い頃に別れた娘が突然訪れる。成長した娘(これが黒川智花ちゃん)は父に自分の書いた小説を出版したいと言い、原稿の束を差し出す。父は娘に戸惑いながらもお互いの愛情を確かめ合ってゆく…というようなストーリー。

当然、キャラメルボックスなので、娘は実は○○で、死んだはずのおじいちゃんが見えちゃったり、人格が入れ替わっちゃったりする。途中でなんとなくネタはわかってしまったのだけど、それでも面白いのがキャラメルボックスなのだった。

「君の心臓の鼓動が聞こえる場所」
http://www.caramelbox.com/stage/kimikodou/

演劇集団キャラメルボックス
http://www.caramelbox.com/