母がコンタクトレンズを無くして眼科に行くというので、一緒に行って検診してもらうことにした。ステロイドを飲み始めて二年半以上経つけれど、眼科の検診は初めて。ステロイドの副作用に、白内障や緑内障があるので、本来なら定期的に眼科の検診を受けるべきなのだけど、いままでの主治医からは特に何も言われなかったのでほっておいたのだった。
薬を飲み始めてからまぶしい感じやチカチカする感じはあって、それも医師には伝えてあったのだけど、眼科を受診しろとは言われず、薬が減るとその症状も軽くなるので、面倒だというのもあって、自分からも眼科には行かなかったのだ。昨年の11月くらいに、今の主治医がついでのように「目は特に異常はないですね」というので、「薬を飲み始めてからずっとまぶしい感じとかはあります」と言ったら「家の近所の眼科でいいから、念のため検診に行ってみて」と言われた。とはいうものの、しばらく忙しかったので行かないでいたのだけど、次の受診のときにも何も言われず、特に緊急性のないものなのだと思った。で、またそのままにしていて、いつ行こうかなぁ、面倒だなぁと思っていたところ、母がコンタクトレンズを無くしたのだった。こんなきっかけがないときっとまたしばらく行かれないと思って、一緒に行くことにしたのだった。
まぶしいとかチカチカするとか自覚症状があるので、ひょっとしたら白内障かもという心配もあった。もともと視力はいい方なので、眼科に行くのは十数年ぶり。いったいどんな検査をするんだろうとドキドキしてしまった。やってみればどうってことない検査なのだけど、目の検査ってドキドキする。それにしても、風がぴゅっと当たったり、レンズの中に気球の絵が描いてあったり、あれで何がわかるんだろう。不思議。
欠けたドーナツの上下左右を言うオーソドックスな視力検査もした。視力は落ちているかと思ったのだけど、かなり小さいドーナツまで見えて自分でびっくり。視力がいくつだったか聞かなかったけど、普通に眼鏡なしでいいくらいの視力はあるってことで、一安心。
一通りの検査をして、結果を聞く段になったら、医師が「お母さんも一緒のほうがいいかな」と言うので「どちらでもいいです」と言ったのだけど、わざわざ母を呼んでくれた。たまたま母と一緒に来ただけで、検査結果はひとりで聞くつもりだったから、なにか悪い症状があるのかと内心びくびくしてしまった。
結果、少し白内障はあるということ。アレルギー性の炎症があるということ。乾燥気味で涙が出にくいということ。自分で一番不安になったのは眼圧がちょっと高くて血管が不安定だと言われたこと。眼底出血とかしたら怖い。ただ、今回初めて診たので、これがステロイドの副作用か、膠原病の症状か、もともとの体質なのかはわからないということだった。こう言ってくれる医者はちょっぴり信用度アップ。何でもかんでも「こうだ」って決めつける医者は信用できないのだ。
白内障はなってしまうと良くなることはないらしい。症状が進行しないといいけれど。
アレルギーと、乾燥に関しては薬を出した方がいいということで、今回はアレルギーの目薬を処方された。ふたついっぺんには出せないらしい。
というか、また薬が増えたよ。
毎度のことながら、ステロイドが減らないとどうにもならないのだ。どうしようもないね。
目薬はこれ。
アイビナール点眼液 一日4回
アレルギーの炎症では本来、かゆみとか目やにとかがあるらしいのだけど、私はあまりそれを感じない。どうやらこの炎症もステロイドで抑えられてしまっているらしい。ステロイド飲み始めてから、花粉症もすっかり影を潜めている。複雑。
ステロイド(プレドニン)は相変わらず15mg。胃薬のセルベックスとガスターを処方されているけど、漢方の医師(胃腸が専門)から飲む必要なしと言われて、ガスターは飲んでいない。飲まなくても今のところ特に問題なし。骨粗鬆症の予防のためのボナロンは朝一錠。
先日、ひさしぶりに肺のレントゲンを撮った。間質性肺炎は特にひどくなったりはしていない。心臓がちょっと大きめなのが気になるとは言っていた。薬の所為で全体的に浮腫んでいる影響が心臓にもあるのかもしれない。無理は禁物。