裁判官の爆笑お言葉集 (幻冬舎新書)
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見開き2ページでひとつのお言葉完結。電車の中で軽く読めるところはいい。けど、解説が1ページだけではちょっともの足りない。
ひとつのお言葉をじっくり掘り下げたものも読んでみたいものだ。
以前、法学の授業のレポートを書くために一度だけ裁判を傍聴したことがある。社会勉強としてはなかなかよかった。機会があればまた傍聴してみたいとは思うけれど、それほどの熱意もなく、結局その後は一度も行っていない。
しかしその一度の傍聴でも、なんとなく裁判所の雰囲気が分かるので、お言葉集も、なんとなくその裁判の状況が想像できて面白く読めた。マニアが書いた一般向けの本といったところ。マニアには物足りなく、一般人には物珍しいものかもしれない。