ほっこりする関係◆『大家さんと僕』矢部 太郎

かなり話題になっていたので、読んでみた。ほのぼのとしたイラストにじんわり癒されるのだけど、ほのぼのとしたエピソードばかりでもないところがミソ。

普通だったら接点がなさそうな、高齢の大家さんの歩んできた人生とお笑い芸人さんの人生が、大家さんと店子さんとして交錯するところがおもしろい。そしてそれを、ときには面倒だなと感じたり、ときにはかわいらしいなと感じたりする、素直な気持ちがマンガから伝わってくるところが、共感を呼んでいるのだと思う。

第22回手塚治虫文化賞短編賞受賞作。

(電子書籍で読了)

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