多発性筋炎その後・医者を見限ることにした

病院に行って来た。先週の検査結果を聞く為。

多発性筋炎で、ステロイド剤による治療をしていたのだけど、副作用が辛いため、漢方の治療をしてくれる医師を探して、今のお医者さんのところに通い始め、半年になる。なぜかその前に通っていた医師(大学病院)の元にも未だに平行して通っている。漢方の医師は週に一度しか診察日がなくて、不安だからということもある。

最初から私が想像していたような漢方治療ではなかったのだけど(東洋医学独特の診察をするようなところを想像していた)、先生もどーんと構えているし、もらった薬の効き目もそれなりに実感できたので、いままで通い続けた。が、今日の診察で、私はこの先生との決別を決意したのだった。

たぶん、この先生、東洋医学が専門でもなさそう。もともと西洋医学の勉強をして、漢方も取り入れているという感じ。リウマチやSLEの診療では実績があるのかもしれない。しかし、多発性筋炎の診療はあまりしたことがないらしいことが、今日、決定的に判明したのだった。それならそうと先に言ってくれれば、さっさと他のところに行ったのに。

なんとなくいつも、ちょっとした不信感を抱いていたのだけど、医師がわりと自信満々なので、そんなもんかなぁと思い、「これくらいどーんと構えてる医者のがいいのかもー」なんてプラス思考でいた(こういう思考回路は友人には「なんでそんなに前向きなの」と呆れられることもある)。それで、漢方でステロイドの副作用も減った気がするし、体調もよいから、不信感を抱きつつも他の病院に移るというところまで行かなかった。ましてや平行して通っている、やたら薬をいっぱい出す大学病院の医者のところに戻るのは嫌だったから、これで良くなるならいいと思っていたのだった。

ところが、こっちの医者は検査をしないでガンガン薬を減らす。こんなにガンガン減らしていいもんかなぁ、と思っていたら、案の定、血液検査が悪くなった。私はのんきなので、自覚症状は遅れてやってくる。だからホントは悪くなってるのに、診察のときには「調子いいです」なんて言ってしまう(そのときはホントに調子いいような気がしている)。そうして薬がどんどん減って行った。

昨年の夏に悪化したときも、検査結果が悪いと聞いてからなんか急に自覚症状が出て来たのだった。しかも今回は、薬をもらっている病院ではなく、大学病院の検査でそれが分かった。大学病院の医師は自分だったら薬を増やすと言っていたから、それは嫌だ、漢方の医師のところに通っていてよかったぁと思ったのだった。だって、昨年悪化したときに、この医師に30mgまで増やされて(本当に必要だったのかもしれないのだけど)激しい副作用で最悪な思いをしたのだ。

で、大学病院の結果を持って漢方の医師のところに行ったら少し様子を見ましょうと言われ、医師によって違うんだなぁなんて、またのんきに思ったのだった。それにしても、素人の私が見ても筋肉の炎症の数値がかなり悪化しているというのに、この医者はなんて平然としているんだろうと思い、始めちょっとおかしいと思いつつ、すぐにまた、いい方に考えることにして、ホントにたいしたことないのかもしれないと思い直したのだった。

だけど、たぶん、このときのおかしいと思った感覚が正しかったみたい。自覚症状が悪化して、次の週にまた診察に行ったら、先週の検査結果があるにもかかわらず、もう一度検査するという。まぁ、他病院の結果だからもう一度自分のところで検査し直すというのは分かる気もする。ところが、筋肉の炎症の数値というのはたぶんその日のうちに結果がでると思うのだけど、結果は一週間後じゃないとでないから、また来週来てくれと言う。膠原病の検査は一日じゃでない。まぁ病院にもよるから仕方ないかと思い、もう一週間我慢することにした。

しかし、調子が悪いと言って二週続けて来ているというのに、あまりにも悠然としすぎ。「そんなに急に悪くならないから」と言う。「ほんとか?」と疑いながらも「そうかな」と無理矢理納得。っていうかもうすでに悪くなってるし。たぶん急に悪くなったんじゃなくて、ずっと検査してなかったから分からなかっただけじゃないかと思う。検査に時間かかかるならなぜ他病院の結果を持って来たときに検査してくれなかったんだろうとも思う。

そして今日。膠原病の診断に使われる抗核抗体の値などについて説明された。普通の人よりも高いけれど、これはこの病院に来た時から変わっていない。他の値も前より悪くなっているということはない。つまり、筋肉が痛い以外は悪くなっていない。と、言われた。唖然とした。だって、筋肉が痛くなる病気なんだから、筋肉が痛い時点で悪化じゃないの。しかも、大学病院や前に通っていた病院でいつも検査結果を聞かされる、筋肉の炎症の値については言及なし。この値は多発性筋炎では結構重要みたいなことが本にも書いてあるし、自分でも気になる。検査結果の一覧をもらったのだけど、この値は書いてなかった。

結局、薬は 3mg増えて13mgになった。それも、「たぶんこれで良くなると思います」と言う感じ。まぁ、ガンガン増えるよりはいいけど、あまりにも頼り無い。その他にも言葉の端々にいままでの不信感を決定づけるような発言があって、「ああ、この先生はもうだめだ」と思ったのだった。このままこの医師にかかっているよりは他の病院を探すのが賢明だと思った。

漢方が効くことは分かったので、漢方治療を取り入れているところを探してみる事にする。いったいいつになったらいい医師に巡り合えるのやら。もしかして、いい結婚相手を見つけるのと同じくらい大変かも。そういえば、友人に膠原病の医者と結婚すれば?と言われたことがあった。それなら一石二鳥だなぁ。

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