お仕事恋愛小説◆『舟を編む』三浦しをん

電子書籍で読了。読むには支障がないけれど、こうして読後感を書こうとすると、実際の本をパラパラとめくってみることができないのは不便である。

松田龍平主演で映画化されているけれど、映画はまだ見ていない。でも、キャスティングが絶妙で、小説の主人公は松田龍平のイメージで読んでしまった。その他のキャストは適当。

辞書作りに携わる人々を描いたお仕事小説。なのだけど、実は恋愛小説。だって、5章のうち3章でカップルが誕生しているわけで。舞台が辞書の編集部というのが異質なのだけども。

面白かったのだけども、なんというか、多少、消化不良。登場人物たちが魅力的なだけに、もう少しその先を知りたいという気になってしまう。たとえば、チャラ男の西岡くんとか。主人公のカップルの暮らしぶりとか。板前の彼女がお店を持つに至った経緯とか。

軽く読めて、スマホでもすらすらと読み進められてしまった。文庫本を持たないで出掛けられるって身軽でいいなと思ったのだけど、複雑な本はやはり紙のほうが読みやすい気がする。

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